私大医学部の入試が間もなく終わりとなる。
やはり、今年も難関であり、激戦であった。
わがGHS生は今のところ
16名受験して5名(実数)が正規合格を果たしている。
補欠繰上りを待つ生徒も何人かいるので、皆よく頑張った。
合格率5%の世界でこれだけ結果を残したのだから、
大した頑張りである。
不合格の生徒も、日頃の成績から言って、
合格ラインに肉薄していたはずで、もう一息である。
彼らの頑張りに共通して言えるのは、その姿勢である。
GHSに何をしてもらえるか、という甘えた受け身ではなく、
GHSが発信するものをいかに自己化するかという積極性にある。
前回も書いたように、
口を開けて食べ物を与えてもらおうという
幼稚な姿勢では、この激戦を勝ち抜くことはできまい。
大局を見据えた、理にかなった指導をしている予備校を自ら探し当て、
人一倍真摯に自分の人生と向き合って
そこに最大限学ぼうと心血を注ぐとき
はじめて奇跡が生まれるのであり、
そこに大学合格という以上に
かけがえのないあるもの
実践した者にしか分からない“あるもの”を得るのである。
受験生に栄光あれ!
否
受験生に栄光あり!
である。