東京・新宿の少人数制予備校-医学部や東大・京大等の最難関大合格実績多数
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資本主義

資本主義はいかに儲けるかの競走である。 初期の資本主義は便利で有益なものが売りに出されて 人々の利便性に寄与する面が大きい。 日本では高度経済成長期がそうであった。 しかし、一定の豊かさに達すると それでも儲けようとする …

2年

生徒の実力がついていくのを目の当たりにすることほど 教師としてうれしいことはない。 出発点を知っているだけに 伸びた後の実力とのギャップは感慨深いのだ。 正しい順序に則って 確実に力をつけていく姿は それが若者であるだけ …

幼さ

大臣のお粗末すぎる失言が続いて 「いつから日本の政治家はこうも幼稚になったのか?」 という批判の声がある。 しかし何も幼くなったのは大臣だけではあるまい。 わが受験界は、少女マンガのような表紙に しゃべり口調の解説の参考 …

一人はだめ!

人間が落ち込んでいるときはたいてい一人である。 落ち込んだから一人になっているとも言えるが 一人でいるとますます落ち込むものである。 人間は一人でいてはいけない。 生物の本性に反するのである。 人間は家族といたり、仲間と …

あきらめない

目標を達成しようとする時 もっとも必要な才能は何だろうか。 それは才気煥発な頭脳でも 努力する才能でもない。 あきらめない才能である。 私は取り立てて語るべき才能がひとつもないが あきらめないという才能だけはあると思って …

悔しさ

人間が頑張るあり方にはレベルがある。 おだてられて頑張ることもあるし、 ルーティーンをこなすことが頑張りだと思っている場合もある。 しかし一番すさまじい頑張りを発揮するのは 悔しくて頑張る時である。 人に負けて、 人に足 …

指示と自己責任

昔(学生時代)ピサの斜塔に登った時 手すりが雑で 人が落ちたらどうするんだろう?と思ったことがあった。 しかし、そこにはヨーロッパの考え方がある。 落ちたら本人の自己責任なのだ。 注意を怠った本人が悪い。 ヨーロッパはそ …

震災と終戦記念日

3月11日の大震災からもう5ヶ月が過ぎてしまった。 以前にも記したが 私の甥が震災で行方不明となり 一ヵ月後 遺体で見つかったのが妻である姪の誕生日の一日前。 悲しみのどん底にあるその翌日に また震度6の大余震が襲う。 …

社会(の)勉強

テレビの在り方を批判した芸能人が所属事務所を辞めたり、 「脱原発」をブログで主張した女優がすぐに撤回したり という話題が聞こえてきて さぞや強い圧力がかかったのだろうなあと思う。 震災による原発事故以降 次から次に発せら …

「こころ」のない「あたま」

保安院のやらせが明るみに出て 責任者やら役人やらが釈明している。 「事実関係はこれからの調査によるが、 こういうことが指摘されること自体問題であり、 反省したい、云々」 というわけの分からないお詫びをする。 ある種定型句 …

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