東京・新宿の少人数制予備校-医学部や東大・京大等の最難関大合格実績多数
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伸びる

大変実力のない生徒がときどきいる。 「なんでこんなにできないかなあ」と嘆息するほど とにかくできない。 普通ならば、「要は頭が悪い」で終わらせてしまうだろう。 なにしろ、その理解力の悪さ、話の通じなさは大変なもので 正直 …

二つのギャップ

受験勉強には二つのギャップがある。 このブログでさかんに 紙の上での勉強、 文字と記号での勉強の危険性を強調してきている。 それは紙での文字と記号での知的活動である受験勉強に 二つのギャップがあるからである。 一つは受験 …

熟成−その3

だいぶ間が空いてしまった。 二日前のテレビ番組が興味深かった。 アメリカで数学とコンピューターを得意とする“秀才”たちが 今回の金融危機・経済危機につながる 金融工学を生み出していった過程を追う内容であった。 とにかく“ …

熟成−その2

今日の毎日新聞に好対照の二つの記事が載っていて 面白く読んだ。 ひとつは ユビキタス社会の建設を進めようとしている EUの会議の様子を報告する内容で、 はじめは「EUのユビキタスがいかにあるべきか」を じっくり定義するよ …

熟成−その1

一所懸命英語学校に通っている生徒がいる。 TOEICの点数を上げたいとのこと。 夏休みは、朝から晩まで英語のリーディング、リスニング、 ライティング、スピーキングだそうだ。 何週間も続くらしい。 傍で見ていて気の毒になる …

急がば回れ

もう十年以上前になるだろうか? 南方熊楠がブームになったことがあった。 私は自分が浪人生であった30年以上前に ある本で熊楠を知って、随分関連本を読んだものである。 十数ヶ国語を操る博物学者・民俗学者で たいへんな博覧強 …

知的渇望

私の姪の子供(男)が今4歳である。 とにかくよくしゃべること、動き回ること、 大人の会話に聞き耳を立てること・・・。 外に向かっていくパワーの凄さに感心する。 考えてみれば、無理もあるまい。 少し前は、歩きたくても思うよ …

少量多品種

雑食性の人間は 一日30ないし40品目を バランスよく食べることが健康に一番良いという。 自分の恥をさらすようであるが 私は31,2歳の頃、 毎日サーロインステーキ(ス−パーに売っている安いもの)を食べ、 スポーツジムに …

見直し

小学校時代の懐かしい思い出に 学校にランドセルを忘れて家に帰ってきたというものがある。 「ただいま!」と元気よく家に入ると 近所のおばさんとお茶を飲んでいた母が 私の身軽な様子を見て 「あれ、あんたランドセルは?」 言わ …

「分かる」とは

三島由紀夫の一文に 「宇治に入ると山々の青さがはじめて目に滴(したた)った。」 というのがある。 誰かは忘れてしまったがある作家が絶賛して取り上げていたものである。 学生時代に触れた文であるが、私もそのときこの文に体が震 …

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