センター試験が終わって約一カ月が経つ。
その間、私大医学部の入試が続き、合格者が出始めている。
小所帯の、しかも入会時の成績に条件を付けないGHSながら、
多数の一次合格(実数で20名)を出し、正規合格と繰り上げ合格も順調に出ている。
これ自体〝奇跡〟の部類であるが、
今年嬉しい〝奇跡〟が早くもまた生まれた。
私医コースのY君である。
彼は昨年2月1日に入会し、即GHSの方針に従って学習を開始した。
高3時には受験勉強に嫌気がさし、やる気をなくしてどん底にあったが、
GHSに来て学習の面白さに目覚めるや、登り竜のごとく成長した。
学ぶことが面白くて仕方がない。
それでも彼の出発点を考えれば、一年ではどんな医学部も厳しいというのが受験の常識。
しかし、その彼が今日東京医科大学に正規合格したのである。
東医は正規を90名しか出さないから、その価値は推して知るべしである。
さてこの奇跡を起こした彼の学習の中身は・・・、
残念ながら、これは説明のしようがない。
今新規入会の問い合わせに来る方々の面談を開始しているが、
歯がゆいのは、こうした中身を説明のしようがないという点である。
それはGHSに入った者だけ、内部の者が共有できるものなのだから。
ただこの奇跡の結果を伝えるしかできない。
それは致し方ないであろう。
ともあれ、本当に分かる学習、「本当の学力」をつける受験勉強の成果は
かくも甚だしいものなのか!と分かってもらうしかない。
これから今年第2、第3の奇跡が出てくるであろう。
本物と出会った若者の爆発力のすごさである。
いずれ彼らの受験体験記が綴られていくであろう。
楽しみである。