前回Y君の“奇跡”を紹介した。
違う話題のブログを書こうとしていたのだが、ある意味ではもっと強烈な“奇跡”が生まれたので、紹介せざるを得なくなった。
やはり「私立医学部コース」のT君である。
出発点の学力という点で最低ライン(失礼!)といってよいところからのスタートであった。
正直なところ、GHSの方法論をもってしても最低2年は要すると思っていた。
今年は一次さえどこも厳しいだろうと思っていた。
ところが、帝京大学と福岡大学の一次を通過したのである。
奇跡である。
「一年目としては上出来だよ、よくやった」と誉めてやろうと思っていた。
それが、なんと、二次試験も突破して、福岡大学医学部を正規合格!したのである。
GHSの歴史の中でも破格級の“奇跡”を起こしてしまった。
T君いわく「GHSでなければ、この結果は絶対出せませんでした。」
私の性格上通常なら「そんなことないよ。あくまで君の努力だよ。」と謙遜するのだが、
今回は「それは確かにそうだね。それと君の頑張りだ。」と言わないではいられなかった。
ただ頑張るだけでは起こせない結果だからだ。
それにしても、この“奇跡”を噛みしめたい。
どれほど大変なところから始まったことか。
しかしそれを書けばあまりにT君に失礼になる。
いずれ彼がこの一年の貴重な体験を文章にしてくれるだろう。
ぜひそれをあとに続く受験生と保護者の方には読んでもらいたいと思う。
とにかく、T君、あっぱれだ!