今年日大の医学部に進学することになったN君のご両親が挨拶に見えた。
N君はもともとは国立大学の医学部を目指していたのだが、共通テストで英語と国語を失敗してしまった。
私が「国立大学に入れてあげられなくてすみません。」と謝ると
お父様が「いえ、一年で医学部には入れると思っていなかったので、大変感謝しています。」と応じてくださった。
社交辞令であったとしても、そういう対応をされるご両親に感心した。
しばらく挨拶を交わす中で、なるほどこのご両親であればN君のような好青年(礼儀正しく、心優しい、将来良医になるだろう、本当に好青年なのだ)が育つのだなあ、と
また別の感慨を抱いたことである。

さて昨日は新年度に向けたオリエンテーションを行った。
いよいよ新たな年度の始まりである。
はじめに私が、数ある予備校の中でGHSを選んできた意味は何なのか、を話した。
私自身の稀有な受験体験を資料やエピソードを交えて紹介しながら
それを原点として私と講師スタッフが作り上げた、
世にこれ以上はないはずのGHSの教材と方法論の優位性であることを改めて話した。
しかしもちろん、自分で主体的にそれをものにする努力があってはじめて活かせるものであることも
忘れずに付け加えた。

今年の募集活動の面談では、
話が嚙み合わないなあ、と思わせる場面が増えた印象がある。
その中でGHSを理解し、期待して入学してきた新年度生であるだけに
今年大いに伸びてほしいと思う。
早速自習室で真剣に意欲的に学習している姿が見える。
11日月曜日からいよいよ開講である。
早速数学のテスト(プレ指導の内容)から始まる。
サルバドール・ダリの言葉ではないが、
今年彼らはどういう奇跡を起こさんとするのか、今から楽しみである。
GHS生よ、チャンスである。
最高の方法論をもって快く飛躍せよ!