昨日昭和大学医学部の合格発表があり、
わがGHS生も3人正規合格したことである。
GHSのような小所帯の予備校から難関の昭和大学に3人正規とはすごいことではないか。
前回、前々回と私大医学部入試の合否の特殊な性格について書いてきたところであったが
まさしくそれを改めて実証してくれたと言ってもよい。
昭和大学が学費の安さも含めて
私大医学部の中では人気の大学の1つであることは
今さら説明するまでもないと思う。
そういう大学は自ずと競争が激しく、偏差値が高くなる。
つまりレベルの高い受験生の層の戦いの場となるということである。
「パターン暗記」、「○○問題集を3周」といった中身のない受験勉強では通用しないということである。
ここでこそGHS生は力を発揮する。
3人のうち2人はその前の偏差値の低い私大医学部を一次で蹴られている。
前回、前々回のブログで述べた、
往々にして起こる私大医学部入試の不思議のメカニズムである。
改めて学習方法の大事さ
表面的な勉強をしてはならない
本当に全体を見通せる「本物の学力」を付けよ!
とのGHSの方針がいよいよ生きる時代になってきたと感じている。
下位の私大医学部もこれから少しずつ変わっていくはずである。
共通テストの理念が私大医学部入試にも浸透してきつつあることを
入試問題の質の変化に関係者はみな感じているところであろう。
であればこそ、
「解法暗記」的な受験勉強から早急に逃れて
まともな「分かる勉強」「見える学習」に転じていってほしいと
全国の受験生に願わずにいられない。