東京・新宿の少人数制予備校-医学部や東大・京大等の最難関大合格実績多数
Blog

ghs

鍛えよう!

電車に乗るとすぐに座ろうとする若者が目立つ. 私が学生の頃は電車で座るという発想はなかった. なぜだろうと考えてみると, 隙あらば自分を鍛えようという志が根底にあったからだろうと思う. 京都に旅行に行ったときは,京都駅か …

プラス・スパイラル

受験生もこの時期になると, 勢いある顔をしている受験生と, 浮かぬ顔をしている受験生とに別れてくる. 物事は,始めの一歩をどう踏み出すかで 底知れぬ悪循環に陥って下降路線をひた走ることもできれば 良い循環を生み出して上昇 …

資本主義の曲がり角

今日の新聞に 入試問題作成を 予備校・塾に依頼している大学が増えている旨の報道があった. 大学側が受験生の実力や高校の知識範囲を把握していないため, 大学が独自で作る入試問題に 奇問,珍問が生じている現実を考えれば, 受 …

人創り

不正な商品をそれと知りつつ出荷し続けていた 食品会社が世の中をあきれさせている. いや,恐怖に陥れているというべきだろう. この社長は,「安い商品に飛びつく消費者も愚かだ」と平気で発言し, 「従業員を全員解雇する予定だ」 …

スピード

速く処理することは一面でよいことであるが、 物事には順番がある。 人間が知的な、あるいは身体的な技術を身につけていく際には、 必ず最初はゆっくりである。 自分が得意とする技術について過去を振り返ってみれば 誰しも理解でき …

漢文−ふたたび

先日の毎日新聞に, 論語や漢詩を教材に使い始めた小学校の話が出ていた. もちろん,賛否両論あるだろうし, やり方次第でもあるだろうが, 小学校で英会話をやるよりはよほどよいと思う. 漢文のよさの一つはその重みと落ち着きに …

やはり漢文

前々回,私の友人である神川仁君が 『新解釈−羅生門』(文芸社)を上梓したことに触れた. 実は,この書の後半が漢詩の話となっている. かねてより,漢文の大切さを公言している私としては 強い味方が一人増えたことの喜びが大きい …

文学−その3

文学が10代の若者にとって その人間としての心の形成上重要であると述べてきた. とは言え,文学といってもいろいろある. 若者がまず読むべきはいわゆる「古典文学」であろう. 要は「世界・日本文学全集」に収められているような …

文学−その2

近年世間を騒がせ, 人々が眉をひそめているニュースの多くは 「それでも人間か!」と叫びたくなる類のものである. それは「人間としての心」を持っていないということへの 驚きの表現であろう. 人間は残念ながら生まれつき「人間 …

文学

今,いわゆる「文学作品」に日常触れる機会がある大人が どれくらいいるであろうか. 普通のビジネスマンは 目の前に山と詰まれた仕事をこなすに手一杯で 活字は新聞を読むのがせいぜいというのが平均ではなかろうか. 正直,私など …

« 1 58 59 60 65 »
PAGETOP